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SDGs探究AWARDS2023

SDGs探究AWARDS2022
受賞作品

審査員特別賞
(吉田)

人類盆栽大好き化計画

「人類盆栽大好き化計画」松澤智朗 開智未来高等学校

  • SDGs Goal. 11住み続けられるまちづくりを

受賞者からのコメント

この度はこんなにも素晴らしい作品が多数ある中、審査員特別賞を頂き本当にありがとうございます。

今回私は、SDGsNo.11の「住み続けられるまちづくりを」という目標の中のターゲットのひとつに「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する」ということを軸に活動を行いました。しかし現状日本文化に関心を持ってる人がほとんどいませんでした。そこで日本文化であるのに加え、環境に優しい盆栽が、盆栽ユーザーの高齢化そして後継者不足になって衰退している現状を、実際に行動に移し、盆栽園に弟子入りすることで知ることができました。私は盆栽を皆様により興味を持ってもらおうと考え「盆栽タネ」という名前でBtuber(盆栽系YouTuber)として活動を行いました。

その行動をするにあたり、私の行動を支えてくれた両親そして、師匠にとても感謝しています。

また今回の活動で世界に盆栽を発信し、日本だけでなく世界の若者に興味を持ってもらうことができました。そのようなことにより盆栽業界により影響を与えることができました。それだけでは終わらず、私の師匠の盆栽園に国を問わず様々な人がくるようになり、盆栽業界に多大な影響を与えることができ、日本文化保護の第一歩を踏み出せました。

今回の賞をいただいて、この活動を終わらせてしまうのではなく、これからも探究活動を続け、深みを目指していきます。また最後に皆様にお願いがあります。みんなで盆栽を救っていくために「盆栽タネ」のチャンネル登録を是非よろしくお願いします!

松澤智朗開智未来高等学校

審査員からのコメント

盆栽を広めることで、日本文化の保護保全と二酸化炭素排出量の削減を目指す本取組み。自ら盆栽園に連絡をとり弟子入りし生育方法を学ぶという泥臭い活動と、若者ならではのYouTube動画を通じて日本の「盆栽」文化を世界に拡げる活動を両方同時に行っていける松澤さんの行動力と情熱が大変すばらしく選ばせていただきました。動画も、アップ頻度、長さを都度工夫しており、アクセス解析も行い、日本の60代以上の視聴が多いとわかると、若者に届けたいと主要言語の字幕をつけ海外の若い視聴層を獲得するなどPDCAサイクルを回しています。結果、盆栽園へのGoogle検索を増やし購買にも繋がっている点を評価しました。この人ならやるだろうな、と信じさせる力がありました。