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受賞作品

審査員特別賞
(保本)

ジェンダーバイアスと未来の結婚式を考えるプロジェクト

「ジェンダーバイアスと未来の結婚式を考えるプロジェクト」清泉女子大学文学部地球市民学科・安斎徹ゼミナール 清泉女子大学

  • SDGs Goal. 5ジェンダー平等を実現しよう

PDFファイルダウンロード 20230312探究(結婚式プロジェクト)PDF.pdf

  • プロジェクトの様子
  • プロジェクトの様子

受賞者からのコメント

ゼミの皆と頑張って取り組んだプロジェクトでこのような素敵な賞を受賞することができ、嬉しい気持ちでいっぱいです。本プロジェクトを共に進めて頂いた株式会社ウエディングパーク、株式会社八芳園の皆様と共に喜びを分かち合いたいと思います。ご支援・ご協力いただいたすべての方々に心から感謝申し上げます。

これからの社会やビジネスを如何にデザインするかを探求し、社会の諸問題の解決に向けて取り組む中、従来の「結婚式」にはジェンダー視点で考えると種々課題があり、原因として根強いジェンダーバイアスがあるのではないか、という疑問が本プロジェクトの出発点でした。結婚式に出席したこともあまりない私たちにとって2社の協力は欠かせないものでした。手掛けてみるととても難しいテーマで、何度も壁にぶつかり、たくさん悩みながら奮闘した日々を思い出します。改めて振り返ると、本プロジェクトを通して社会課題から人々の幸福に繋げる方策を学び有意義な経験ができました。今回の受賞を糧に、柔軟な考え方や多角的な視点で考えることを今後も続けていきたいと思います。

最後になりますが、コロナに負けず日本一のゼミを目指そうと私たちを鼓舞しながら、いつも笑顔で優しく見守ってくれた安斎先生に感謝いたします。

清泉女子大学文学部地球市民学科・安斎徹ゼミナール石坂朱凜
加藤優花
金子慶
北川遥
窪田花音
齊藤朝香
佐藤息吹
鈴木あや
高畑佳音
中井成美
二村明日香
古屋花梨
宮本紗吏
森嶋彩音
山下優佳清泉女子大学

審査員からのコメント

現在、日本で実施されている結婚式や結婚披露宴は、伝統的な男女の役割を強調した儀式や演出(「バージンロード」や「ファーストバイト」など)で行われる場合が多く、ジェンダーバイアスの観点から問題がある。しかし、多くの人々は、従来からの演出で式を実施することが自然となっている。式には両家の親族や友人が参加するため、すべての参加者が納得できる形態で運営することは容易ではない。

本活動は、結婚式でのジェンダーバイアスという多くの人々にとって意識されにくい問題に注目し、新たな結婚式の形態を検討し、企業に提案され、意見交換をされたことを評価した。