SDGs探究AWARDS2021
受賞作品
審査員特別賞
(池田)
音を用いた鹿撃退装置
~楽で簡単な鳥獣対策を~
- SDGs Goal. 11住み続けられるまちづくりを
審査員からのコメント
受賞おめでとうございます。本作品のすばらしさは、無骨さと思いにあります。人口減少期に入った日本において、獣害は深刻さを増し、いかに人間と動物が共存していくのかが21世紀、22世紀のテーマになるでしょう。その中で、自分たちで仮説をたて、動物への影響を測定していこうとする気概はとても素晴らしく、全国の高校生にも手本となるでしょう。「鹿に苦手な音を聞かせる」というシンプルな手法であっても、探究しながら取り組んだ足跡をしっかり感じ取ることができた点をもっとも評価しました。さらに研究を重ね、継続して取り組んでくれたら嬉しいです。
受賞者からのコメント
この度は、このような賞を頂き誠にありがとうございます。驚きと共にうれしい気持ちでいっぱいです。
この一年間、私たちが論文収集、仮説の設定、シカの実験など、探究活動を行えたのは、先生方や一緒に探究をした仲間などの支えや応援があったからです。ありがとうございました。
今回の受賞を通して、一人でも多くの方に鳥獣被害や農業に目を向けていただければ幸いです。これからも、持続可能な環境を保全し、共存して生きていくと共に、SDGsの達成に努めていきたいと思います。
岩田
この度は、審査員特別賞に選出していただき、ありがとうございました。
私たちは探究科に所属しており、グループ毎に課題を見つけ、実地調査や実験などを通して解決の糸口を模索し、発表し、さらに課題を深める「探究活動」を行っています。コロナ禍で、順調に活動を行えたわけではありませんでした。しかし、顧問の先生や外部関係者、実験場所をお貸しいただいた万力公園様のご協力もあり、考えをカタチにすることができました。
今回いただいた名誉を胸に、課題解決に精進し、より良いアイデアを発信していきたいと思います。
松土
探究科15班岩田隼弥
松土滉輔甲府第一高等学校