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SDGs探究AWARDS2024

SDGs探究AWARDS2020
受賞作品

学生部門優秀賞

オマモリ Project

瀬戸梨子・岡田谷沙羽 産業能率大学

  • SDGs Goal. 3すべての人に健康と福祉を
  • SDGs Goal. 4質の高い教育をみんなに
  • SDGs Goal. 5ジェンダー平等を実現しよう
  • SDGs Goal. 10人や国の不平等をなくそう
  • SDGs Goal. 16平和と公正をすべての人に

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プレゼン動画

受賞者からのコメント

この度は、優秀賞を授与していただき、心より感謝申し上げます。このような栄誉ある賞を頂戴できると思っておりませんでしたので、大変驚いております。

私たちは、大学で経営学、さらにマーケティングを学んでいます。大学の学びを、明るい未来への第一歩へ活かせたことを嬉しく、また学生として誇りに思います。

「オマモリProject」は、若い世代の男女が正しい性知識を身に付け、自分や相手の心身と未来を守ってほしいという気持ちから生まれました。日本は、ジェンダー問題の解決において多くの国からかなり遅れをとっています。その一因に、正しい性教育が浸透していない点が挙げられます。性知識は、「未来の選択にとって非常に大切な知識」であるにも関わらず、多くの人が「知っていると恥ずかしい知識」という認識をもっています。「生きるうえで必要な知識を、堂々と得られない」といった矛盾の発生が今の日本の性教育の結果です。
SDGsが注目されている今、私たちが現状を変えることで、一人でも多くの若者の未来、小さな命を守ることに繋がります。

しかし、私たちは「オマモリProject」の発案をしただけで、実践にまで至っていません。今回頂いた栄誉を胸に、更なるアクションに繋げたいと思います。

瀬戸 梨子
岡田谷 沙羽産業能率大学

審査員からのコメント

本作品は、コロナ禍でさらに深刻化している若年層の「望まない妊娠」の問題をロジカルな課題分析により考案されている。そしてスマホアプリを活用した啓蒙とオマモリ(避妊具)の配布を上手に組み合わせるなど若者らしいアプローチをとりながら、従来は暗い・恥ずかしいと捉えられがちな問題を逃げることなく真正面から取り組もうとしている

この取り組みは、大人が考えたとしてもうまくいかず、若者(学生、女性)が「自分ごと」として発案し、展開することにより、ターゲット層から多くの共感が得られ、大きな効果が得られるものと思います。