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SDGs探究AWARDS2023

SDGs探究AWARDS2020
受賞作品

学生部門優秀賞

寺子屋風子供食堂

長井・大坂・菊地・藤原 Imperial College London・神戸市外国語大学・学習院女子大学・成城大学

  • SDGs Goal. 1貧困をなくそう
  • SDGs Goal. 12つくる責任 つかう責任

PDFファイルダウンロード 長井・大坂・菊地・藤原.pdf

プレゼン動画

受賞者からのコメント

この度は優秀賞を頂けたこと大変光栄に思います。この様な機会を設けて頂き、有り難う御座いました。受賞のご連絡を頂いた時は非常に驚きました。

私達は一度も対面で会った事がない、育った環境や大学の専攻もバラバラなメンバー4人ですが、同じ会社の内定者としてSDGsを「自分事」にしたいという思いは共通していました。
様々なオンラインツールを有効活用しアイデアを出し合い、このような賞を頂けたことは非常に嬉しく、また対面でなくても出来るという新たな可能性を示す事が出来たのではないかと私たちの自信に繋がりました。

今回私たちが提案させて頂いた「寺小屋風子供食堂」はフードロスを抱える地域の生産者や空き店舗と過剰人員を抱える飲食店、新型コロナウイルスの影響で金銭的な問題を抱える学生や子供達、地元や学生を応援したい企業や地域社会を巻き込んだ互いに支え合うプランとなっています。
食事場の提供を通して、貧困やフードロス問題の解決だけでなく、コロナ禍で機会が失われつつあるヒトとの繋がりをもたらす効果が得られるのではないかと考えています。

世界的にSDGsの関心が高まる中で、厳しい現状に対して互いに支え合えるコミュニティが作られることを願っています。

長井 勇希
大坂 竜也
菊地 ケイシィ 夢
藤原 美歩Imperial College London
神戸市外国語大学
学習院女子大学
成城大学

審査員からのコメント

本作品は、(1)コロナ禍において、貧困に陥っている学生や児童、(2)フードロスの問題を抱える生産者や空き店舗や従業員を抱える店舗を「寺子屋風子供食堂」というアイデアで結びつけたもの。一見シンプルに見えるこの取り組みは、誰かが誰かを助けるという一方的な支援の形ではなく、それぞれ問題を抱えている人たちが、当事者として寄り添い、みんなで力を合わせて解決していくというSDGsが目指す持続可能な社会の形そのものと言える。是非、実現に向けて挑戦して欲しいと思います。