SDGs探究AWARDS2021
受賞作品
審査員特別賞
(田和)
Daily精進いかがでしょう
~一食からの環境貢献~
- SDGs Goal. 2飢餓をゼロに
- SDGs Goal. 6安全な水とトイレを世界中に
- SDGs Goal. 12つくる責任 つかう責任
- SDGs Goal. 13気候変動に具体的な対策を
- SDGs Goal. 14海の豊かさを守ろう
- SDGs Goal. 15陸の豊かさも守ろう
審査員からのコメント
この作品は、精進料理を和製ヴィーガンとして捉え、簡単に作れるレシピを提供し、若者らしく、かつお洒落に見せ、SNSなどでレシピを提供することで、精進料理やヴィーガンが本来持つ堅苦しい印象や先入観をうまく回避している。今後、環境問題等から我々の食べ物や活動に制約が生まれる傾向が予想されている中、このように明るく取り組もうとしている姿勢や取り組みは、とても若者らしいアイデアであり、シニア世代も勇気づけられる。また、英文でもレシピは公開されており、日本の食文化の素晴らしさが世界に広げられることも期待できるのではないか。こんなに美味しそうなのであれば、私自身、健康を考え、週に何度かはDaily精進を食べても良いなと思った。
受賞者からのコメント
この度は審査員特別賞という名誉ある賞を頂戴し、大変光栄に思います。活動をする中で、「Daily精進」が社会にどう受け入れられるのか、初めのうちは正直不安な部分もありました。 しかし、「Daily精進」を通して、このメンバーでSDGsや精進料理について学び、広めるという活動ができたこと、そしてそれらを高く評価して頂いたことを大変嬉しく思います。
私達が創造した「Daily精進」は、SDGsに貢献する方法のうち、おそらく最も身近で、個人が実践しやすい「食」とかかわる日本独自の食文化の一つです。外から新しいものを取り入れることも素敵ですが、内側に目を向けると、実はまだあまり注目されていない世界に誇れる素晴らしい日本文化があることを学びました。
「Daily精進」の魅力は美味しく楽しく、無理なく環境貢献できる点です。たくさんの可能性を秘めた精進料理、そして「Daily精進」が今後、皆さまの日々の食事における新しい選択肢としてより身近な食文化になり、1人でも多くの方に愛されることを願っております。
最後になりますが、毎週の活動をはじめ、授業外の時間にも何度も相談にのってくださった緩利先生と青木先生には大変お世話になりました。私達チームSHOJINは、この活動を通して沢山の素敵な方々に出会い、協力して頂きました。私達に関わって下さった全ての皆様に心より感謝申し上げます。
チームSHOJIN秦緑花
竹村萌佳
潮遥香
内木美里
久保田詩織昭和女子大学