
SDGs探究AWARDS2024
受賞作品
協賛団体賞
株式会社すららネット賞
学習困難の壁を突破!
得意な所からゴールを目指すアプリ開発
審査員からのコメント
森谷さんの作品はまさに共感を呼ぶテーマであり、問題解決の基本である “現状の細やかな観察と分析”が実践された取り組みでした。実際にアプリを開発し、学習に困難を感じている人の視点に立って課題を解決しようとする姿勢は、私たちすららネットが大切にしている教育のあり方と深く重なります。実際に、当社では一人ひとりの漢字の覚え方に合わせて学び方が変わる、漢字学習教材開発、提供しています。様々な角度から個別最適な学習の在り方を追求するすららネットとして、今回の作品には強く共鳴しました。改めて心よりお祝い申し上げます。
※パワーポイント作品は掲載のためPDF化されています。
受賞者からのコメント
この度は、数多くあるエントリーの中から2つの素晴らしい賞に選んでいただき、ありがとうございました。受賞の報告を聞いた時は、とても驚きました。
今回の活動は、妹が読み書き困難というあまり目立たない困難で、その対応に母が頭を悩ませていたので自分にも何か手伝えることがあるのではないかとスタートしました。SDGsの中には、多様性を尊重する考え方が含まれています。すべての人が公平に学び、成長できる環境をつくることが大切であり、読み書きが苦手な人や障がいのある人でも、自分に合った学び方で学べるようになることが求められています。しかし、学校の中では1人1人の個性を表に出すことが恥ずかしいと思ってしまう雰囲気があります。個性を表に出すことができない人は、難しい生活が続いてしまいます。妹は今まさにそれで困っています。この活動は、少しでも妹の困難を減らそうと思って進めた活動です。この活動を通して、相手の目線に立って眺めたり、寄り添ってみたりすることで少しずつ楽になる変化を感じました。
学校社会の中でも、個性を認め尊重しあい、多様性をもっと大切にできるような雰囲気に変わっていくことを望んでいます。
森谷 美咲小平市立小平第四中学校