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SDGs探究AWARDS2024

SDGs探究AWARDS2024
受賞作品

企画・アイディア部門
優秀賞

気づいていますか?その振動

「気づいていますか?その振動」 iガールズ 蒸野 菜々花 山下 結花 和歌山信愛高等学校

  • SDGs Goal. 7エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • SDGs Goal. 16平和と公正をすべての人に

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受賞者からのコメント

この度は多数の応募の中から優秀賞という大変名誉な賞をいただき、誠にありがとうございます。受賞にあたって、私たちの活動を大きくサポートしてくださった「株式会社プロステクノ」様の山本様にはこの場を借りて心から感謝を申し上げたいと思います。
私たちは、どうにかして友達の貧乏ゆすりを止める事はできないのか、をテーマに活動してきました。友達がいつも貧乏ゆすりをしていてずっと足が動いているなといつも気になっており、そこからその動きを利用し、発電させるための装置を作ろうと考えていました。しかし、友達が貧乏ゆすりを治したいという思いを明かしてくれたので、そちらに寄り添うことにしました。そこで考えたのが、貧乏ゆすりをすると目の前がLEDで光り、すぐに自分の動きに気づけるという装置です。そして、圧電素子を利用し使用者の動きで発電をしているので、電池なども不要となっており、環境にも優しい装置になっています。
日常的にも貧乏ゆすりをしていると、周囲の人にあまり良いイメージを与えません。そこで私たちの友達以外にも、貧乏ゆすりをしてしまっている人たちに対してこの装置は絶対に役立つものになると思います。この賞をいただけたことでたくさんの人に知ってもらえることを嬉しく思います。本当にありがとうございました。

iガールズ蒸野 菜々花
山下 結花和歌山信愛高等学校

審査員からのコメント

誰しもが身近にいるであろう「貧乏ゆすり」から考えはじめ、発電したらどうか、というのを考えたことはあるが「実際にやってみる」ことまでできる人はそんなに多くはないかと思います。実際にやってみて「充電できない!」ところで止まらずに、さらに問いを立て、考えることをやめなかったことを評価しました。

貧乏ゆすりをしている当事者にインタビューを行い、さらに仮説を立て、製品開発に繋げるという、探究のループをもう一回りさせ、「貧乏ゆすりをメタ認知させる」デバイスに昇華させ、さらに予防する効果まであったと結論づけたところがとても素晴らしかったです。

※パワーポイント作品は掲載のためPDF化されています。