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SDGs探究AWARDS2024

SDGs探究AWARDS2024
受賞作品

解決アクション、実践部門
優秀賞

手洗いロボットで正しい手洗いを世界に広げ、
命を救える世界を目指す

「手洗いロボットで正しい手洗いを世界に広げ、命を救える世界を目指す」 根木 絢未 玉川学園 国際バカロレア(IB)クラス

  • SDGs Goal. 3すべての人に健康と福祉を
  • SDGs Goal. 4質の高い教育をみんなに
  • SDGs Goal. 6安全な水とトイレを世界中に

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受賞者からのコメント

この度は、素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。

2020年に世界中がパニックになったコロナ禍で見直された手洗いを、もっと楽しくできないかと思ってアイデアを思いつき、当初は自宅のLEGOとプログラミングでロボットを作ったことがこの活動の始まりです。そして手洗いについて調べていくうちに、世界には手洗いができずに多くの幼い命が失われていると知り、「私でも何か役に立てるかもしれない」という気持ちに変化しました。現在は、手洗いロボットの商品化を目指しながら、幼稚園や保育園などで正しい手洗いワークショップを開催し、正しい手洗いとSDGsの大切さを広める活動をしています。また募金活動を行い、ウガンダ共和国の給水設備設置のために寄付もしています。

全く知識や経験のないことから想いだけでスタートしたこの活動で、途中どうして良いかわからずに戸惑い、涙を流すこともありましたが、これまで私の想いに共感してくださった多くの方々に応援、協力をしていただきながら、ここまで続けることができました。この受賞をきっかけに、より多くの方に世界の手洗い事情とSDGsの大切さを伝えることで、手洗いができる毎日が当たり前ではないということに気づき、行動していただけたら嬉しいです。この度は、本当にありがとうございました。

根木 絢未玉川学園 国際バカロレア(IB)クラス

審査員からのコメント

現在中学2年生で既に4年間も「手洗いロボットで正しい手洗いを世界に広げ、命を救える世界を目指す」という視点で実際に行動され、全国で11回348名にワークショップを開催されている継続力が素晴らしい。スタート時点のお金持ちになれるかもしれない→世界を変えることができるかもしれないという行動しているうちに考え方の変化も探求したからこそ。海外に広げる巻き込み力や応援したくなる人柄、わくわく楽しみながら探求されている姿が印象的でした。授賞式では「母と二人三脚でやってきました!」と感謝を伝えていた事。女性として母として素直に応援したくなりました。継続性・行動力で選ばせて頂きました。