SDGs探究AWARDS2023
受賞作品
協賛企業賞
株式会社ワークアカデミー賞
JOP ~Job Opportunity of Philippines~
- SDGs Goal. 4質の高い教育をみんなに
- SDGs Goal. 8働きがいも経済成長も
審査員からのコメント
ワークアカデミー賞の受賞おめでとうございます。
今回のお二人の作品では、フィリピンの子供たちへの職業体験プログラムの構築と普及について、まとめてくれました。
まず発表内容を動画で完結にまとめてくれており、非常にわかりやすくプレゼンテーションの完成度が高かったと感じています。
また実際にフィリピンの現状をフィールドワークを通じてまとめてくれており、現状を踏まえた問題設定をしてくれています。
ワークアカデミーは、学生と社会、仕事を繋ぎ、一人ひとりがなりたい自分になれるよう支援している会社です。お二人のプレゼンテーションをみて、ぜひ応援したいと感じ選出させていただきました。
アイディアを実行する上では政治的な問題や文化的な問題など、多くのハードルがあると思いますが、この受賞を機にぜひ行動にうつし、根深い貧困問題に少しでも切り込んでもらえれば幸いです。応援しています。
受賞者からのコメント
この度は、ワークアカデミー賞をいただき大変光栄に思います。
私達のプロジェクト活動において重要視したことは「子どもたちに選択肢を与える」というこ とです。ゼミ活動の一環としてフィリピンの児童養護施設に訪問した際、スタッフの方から 「卒業生のほとんどは船乗りとして働く」という事実を知りました。危険な職業を選択せざるを得ない子どもたちの現状を知り、衝撃を受けたことでこの問題を解決したい想いが高まりました。
私たちは 3つの想いからこの活動に着手しました。「職業体験を通して子どもたちが将来について考える機会を増やしたい」「子どもたちの職業の選択肢を増やしたい」「職業に対する理 想と現実のギャップをなくしたい」。今回提案した解決策の発想は、中学校のプログラムで実施したレストラン業務の体験からです。この経験をヒントに、体験だけではなく現場の人の声を聞くことで、より職業に対するギャップを埋めることができるのではないかと考え、プロジェクトに反映させました。
最後に、私達の活動を評価していただき、誠にありがとうございます。今回の提案が課題解決の一助となれば幸いです。
JOP梅澤志帆
市本奈津子日本大学