SDGs探究AWARDS2023
受賞作品
協賛企業賞
東阪電子機器株式会社賞
マイクロプラスチックの密集する地形の解明及び収集機器の開発
審査員からのコメント
東阪電子機器賞の受賞おめでとうございます。
今世界的に問題になっているマイクロプラスチックに着目し、どのような場所に密集するかの仮説検証、フィールドに留まらず、それらを収集する機器を製作し、マイクロプラスチック自体を削減していくという点まで踏み込んだ内容を紹介していただきました。
特に模型実験については実際の地形をリアルに表現し、気候(海流や風)も考慮しながら検証した点は、この取り組みに関しての本気度、熱量を感じました。
私たち東阪電子機器は「モノづくり&サービスを通じて世の中に『HAPPY&WOW』を届け続ける」をVISIONにしております。
私たちとしてもこのプロジェクトを応援したいという想いで、今回東阪電子機器賞として選出をさせていただきました。
今後収集機器が完成した際、是非弊社に提案に来ていただければ幸いです。
弊社エンジニアと一緒に量産化に向けて、打ち合わせができる事を楽しみにしております。
受賞者からのコメント
この度は協賛団体・東阪電子機器賞を頂きまして、誠にありがとうございます。まさか受賞できるとは思っておらず、受賞のメールを頂いた時は班員全員でとても驚きました。このような機会を与えてくださったSDGs探究アワードの皆様、この研究に協力してくださった宮崎北高等学校の先生方、友人方ありがとうございました。
我々はSDGsの14番「海の豊かさを守ろう」の解決に貢献するため、宮崎県の海の豊かさを守るため研究を行っています。その中で考えたのがマイクロプラスチックの密集する地形の解明と収集機器の開発です。これまでの研究でマイクロプラスチックは宮崎県の県北にある砂浜、河川の北側に存在する砂浜、突き出ている地形の南側に堆積することが分かりました。また、今回作成した収集機器の1/10スケール模型では十分に収集することができませんでした。
つきましては、東阪電子機器株式会社様に我々のマイクロプラスチックの収集機器の開発を手助けしていただきたいと考えています。私たちの研究が社会やSDGsの達成に少しでも貢献できるようこれからも邁進します。本当にありがとうございました。
科学部マイクロプラスチック班川﨑和華
河原理穏
橋倉ひなた宮崎県立宮崎北高等学校