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SDGs探究AWARDS2023

SDGs探究AWARDS2022
受賞作品

学生部門優秀賞

見捨てられた食材を救い出せ!
ラーメン一杯に「SDGs革命」

「見捨てられた食材を救い出せ!ラーメン一杯に「SDGs革命」」社会学部SDG研究推進室「麺の下の力持ち」 大和大学

  • SDGs Goal. 2飢餓をゼロに
  • SDGs Goal. 11住み続けられるまちづくりを
  • SDGs Goal. 12つくる責任 つかう責任
  • SDGs Goal. 14海の豊かさを守ろう
  • SDGs Goal. 17パートナーシップで目標を達成しよう

PDFファイルダウンロード SDGs探究アワード(ラーメン).pdf

受賞者からのコメント

このたびは優秀賞をいただき、誠にありがとうございます。

大和大学社会学部SDG研究推進室では、学生が中心となってSDGsに対するプロジェクトを行っており、その中の一つである、ラーメンプロジェクト「麺の下の力持ち」の活動が受賞しましたこと、大変喜ばしく思います。

私たちの活動では、ラーメンを通じて様々な角度からSDGsに対する取り組みを実施しています。
まず、食品ロスの削減です。私たちのラーメンでは、一部規格外や傷等で商品にならない食材を使用しています。現地へ足を運び、食材探しを行う中で、食品廃棄を目の当たりにし、もったいないというのを実感しました。そこで何かできないかというのを考え、ラーメンの出汁やトッピングに使用してみようと考えたのがきっかけです。
次に、企業や地域との連携です。産学官連携し、町おこしや食材保管に使用する製品など様々なところでSDGsの項目に取り組んでいます。

そして、それらのラーメンの名称は『すいたぶるラーメン』です。すいたぶるラーメンは大学の本拠地である「吹田市」と、「suitability」をかけ合わせて名付けられました。名の通り今後、どの時代、どの場所になっても適応するラーメンを作って行きたいと思います。

社会学部SDG研究推進室「麺の下の力持ち」辻田澪士朗
寺垣徳成
永井琉太
中川康志郎
西畑駿希
野村生命
長谷川さと
林なな子
森空都
上山瑞月
佐々木哉斗大和大学

審査員からのコメント

本活動は、規格外で廃棄予定だった食材をふんだんに活用したオリジナルラーメンの開発を行うことで、美味しさとともに、食品ロスを削減し、持続可能な社会の実現を目指している。ラーメンは日本人にとって国民食であり、市町村との連携によって開発・販売することで、地域振興にも貢献できると考えられる。食材の交渉から開発、イベントの運営など全てを学生たちが行い、その情熱も高く評価した。

大学生主体の活動は継続され、最終的には海外出店も目指しており、利益は社会貢献に活用することも計画されている。今後の活動にも大いに期待している。