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SDGs探究AWARDS2023

SDGs探究AWARDS2022
受賞作品

審査員特別賞
(池田)

頑張ったら食べられる!?
サステナブルなプラスチック

「頑張ったら食べられる!?サステナブルなプラスチック」環境守り隊 三重県立津高等学校

  • SDGs Goal. 12つくる責任 つかう責任
  • SDGs Goal. 13気候変動に具体的な対策を
  • SDGs Goal. 14海の豊かさを守ろう

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受賞者からのコメント

この度は審査員特別賞を授与していただき、ありがとうございました。数多くの作品の中からこのようなすばらしい賞に選んでいただき大変光栄に思います。また、本コンテストに応募するきっかけをいただきましたMieLabの先生方、実験方法などご教示いただいた大学生の先輩方や学校の先生方へ心より感謝申し上げます。

振り返ると、この研究に取り組んだ一年は試行錯誤の連続でした。当初は実験に使用するカゼインプラスチック作成に想定より多く時間を費やしてしまい、余裕が持てず半ば諦めかけたこともありました。しかし具体的な問題点をあぶり出していくことによって計画を練り直し、課題に挑戦し続けることができました。
失敗する度、なぜそのような結果が出たのか、他の方法はないのか、などと悩んだことで気づけなかった点に注目することができ、実験やその考察が楽しくなりました。

海洋汚染や牛乳の大量廃棄は今なお問題になっており 、これから解決に向けて真摯に取り組むべきだと感じています。
そのため、この研究は本校の後輩に引き継ぎ、さらに内容を深めていく予定です。さらなる研究の発展への期待を込めて、コメントを締めくくらせていただきます。ありがとうございました。

環境守り隊余明香里
吉木美遙三重県立津高等学校

審査員からのコメント

審査員特別賞の受賞おめでとうございます。

まず、素晴らしい取り組みを紹介いただきありがとうございました。内容に関して、牛乳の大量廃棄をテーマにして、どうやったらその牛乳を利活用できるかを検討し、牛乳に含まれるカゼインプラスチックをもとにスプーン等を作成するというものでした。取り組みの面白さはもちろん、本作品の秀逸な部分は、「ぎりぎり食べられる」ことが強調された部分でありました。大切なことは、「食べられること」よりもその本質にある、「自然環境に優しいこと」をどう表現するかです。そういった意味では、非常にユーモアに富んだ表現と作品内容になっています。