SDGs探究AWARDS2019

メッセージ

田和 正裕 氏

関西SDGsプラットフォーム事務局(JICA関西)
田和 正裕 氏

現在、国際社会は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に挑戦していますが、この取り組みには、いろんな立場の人に耳を傾け、問題を考えること、その対策が科学的なデータに基づき考えること、様々な人々と協働すること、そして失敗しても、工夫を加えながら活動を継続することが不可欠な要素だと思います。

『SDGs 探究 AWARDS』における受賞作品を拝見いたしましたが、どの作品もこれら不可欠な要素を満たし、SDGsの課題や問題に真摯に向き合う姿勢、アイデアの独創性、若い人だからこそ可能な柔軟な発想や取り組みであるなど、どれも素晴らしい内容だと思います。

SDGsの達成期限である2030年までに、日本を含む国際社会が取り組むべき課題は多く、解決に向けた取り組みにおいて皆さんを含む、様々な人の参加が必要です。
皆さんから提出されたアイデアや取組みを具体化または継続するなどして成果を得るには、様々な工夫や辛抱強い活動が必要です。それは決して簡単なことではありませんが、大事なのは、実行/チャレンジすること、一歩ずつでも前に進み続けること、そして問題解決への熱い思い(パッション)を持つことだと思います。是非、今後も継続して取り組んでいただきたいと思います。

今から50年ほど前、アメリカの人種差別解消に向けて活躍した公民権運動の指導者キング牧師が次の様に言っています。
「今こそ行動すべき時 我々には、今すぐに取り組まなければならない課題がある。今は無関心でいたり、自己満足に浸る時ではない。積極的かつ前向きな行動を起こすべき時なのだ。」
この言葉は、現在のSDGsの課題にも通じるのではないでしょうか。

2030年、皆さんは、既に成人となっていることと思いますが、これから多くの人々が、SDGsの達成に向けて問題意識を持ち、活動が続ければ、2030年にはきっと誰もがワクワクできる様な世界になっていると思います。既に大人になっている私も皆さんと一緒にSDGsの達成に向けて取り組んでいきたいと思います。

田和 正裕 氏

1990年-2008年
国際協力事業団(JICA:現国際協力機構)入団
インドネシア事務所、企画部、無償資金協力部、農村開発部、国際協力人材部にて新規事業の企画立案、プロジェクト管理と国際協力人材の確保活用に従事。
2008年-2010年
古屋大学大学院環境学研究科特任教授
2012年
JICA復職
企画部参事役(開発課題担当)、農村開発部次長兼農業・農村開発第二グループ長として、南アジア及びアフリカ地域の農業・農村開発並びに国際援助協調を担当。
2016年-2019年
JICA関西次長と神戸大学客員教授を兼務
2020年
JICA国際協力人材部専任参事
現在
JICA関西専任参事及び大阪大学グローバルイニシアティブ・センター特任教授を兼務

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